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今日は、男性不妊の時の具体的な治療法をご紹介します。
以前簡単に書かせて頂きましたが、より詳しくまとめてみましたのでよかったらご覧ください。
目次
男性不妊とは?
男性の精子が基準値より少なかったり、運動率が悪かったりして、生殖機能が弱い事です。
詳しくは以前の記事をご覧ください↓
具体的な治療法
旦那君が治療前に不妊治療外来で検査を受けたときが下記の状態でした。
精液量 6.5ml 精子濃度 760万/ml 精子運動率 57% 直進精子運動率 52% 奇形率 55%
※正常値
精液量 1.5ml 精子濃度 1500~5000万/ml以上 精子運動率 60~100% 直進精子運動率 50~100% 奇形率 0~30%
乏精子症と診断され、クロミッド療法を勧められました。
クロミッド療法
適応
精巣機能の低下があるにも関わらず、性腺刺激ホルモンであるゴナドトロピンの高値が見られない症例
作用
脳下垂体に採用しゴナドトロピンの分泌を亢進させ、間接的に男性ホルモンや造精機能を改善させる。
クロミッドに直接のホルモン作用はほとんどない。
薬の飲み方
クロミッド半錠25mgを1日1回朝食前に服用
28日(4週間)を1コースとして24日連日服用後4日休薬を繰り返す
治療効果の判定
造精は周期は約75日であるため、3コース以上は必要
3~4ヶ月おきに採血と精液検査
治療効果
ホルモン環境の改善率は90%以上、精液所見の改善率は約60%
治療期間の限界
開始から3~4ヶ月後にホルモン環境の改善が得られない場合は中止
改善が得られても原則1年間で中止
中止しても3~4ヶ月は効果が続く
副作用
非常に少ない
主にかすみ目等の視覚症状
出現したら直ちに服用中止にて改善
以上が男性不妊専門の病院で頂いた資料をかいつまんでご紹介させて頂きました。
治療前と治療後はどのくらい違う?
先ほども載せましたが、治療前に不妊治療外来で検査を受けたときの状態が下記です。
精液量 6.5ml 精子濃度 760万/ml 精子運動率 57% 直進精子運動率 52% 奇形率 55%
※正常値
精液量 1.5ml 精子濃度 1500~5000万/ml以上 精子運動率 60~100% 直進精子運動率 50~100% 奇形率 0~30%
治療後1ヶ月目(人工授精1回目)
精液量 8.0ml 精子濃度 1000万/ml 精子運動率 50% 直進精子運動率 30% 奇形率 40%
治療後2ヶ月目(人工授精2回目)
精液量 9.0ml 精子濃度 1750万/ml 精子運動率 80% 直進精子運動率 57% 奇形率 30%
治療後3ヶ月目(人工授精3回目)
精液量 5.5ml 精子濃度 1500万/ml 精子運動率 83% 直進精子運動率 69% 奇形率 33%
多少上下はあるものの、少しずつ良くなっていっているのがわかると思います。
人工授精のための洗浄濃縮の数値も回を追うごとに良くなっていきました。
いきなりびっくりするほど良くなったりはしませんでしたが、着実に状態は改善しました。
まとめ
男性不妊に関して以前の資料を読み返していて、説明不足な部分などを発見しましたので、再度詳しい記事を書かせて頂きました。
私も不妊治療を始めたころは不安で不安でいろいろと調べました。
人それぞれ体質や状態は違うと思いますので、旦那君と同じ治療で同じように効果があるかどうかわかりません。
それでも体験談の一つとして参考程度にして頂ければ幸いです。
不妊治療を頑張っているすべての方に良い結果が訪れますように。
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