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今日は、子供をうっかり叩いてしまった場合に子供に与える影響や、もう叩かない為の親の気持ちの切り替え方をご紹介します。
子供を叩いてしまった・・・
子供が小さいころ、私もよくぺしぺしと事あるごとに叩いていた時期がありました。
ダメなときはダメだと叩くことが、教育だと思っていたのです。
イヤイヤ期になるとどんどん言うことを聞かなくなりますし、感情がエスカレートして思わずバシッと叩いてしまったことある方もいるんじゃないでしょうか?
そして叩いてしまった瞬間に、はっと気が付き、子供の泣き顔をみて自己嫌悪に陥ってしまうんじゃないかと思います。
自分の育てられ方が影響しているかも?
私の子供の頃は、よく父にゲンコツされたり、頭を平手打ちされたり、叩かれることは日常茶飯事でした。
だから私も感情が高ぶるとついつい手が出てしまうようになってしまったようです。
それが「あたりまえ」だと、体に染みついてしまっているのですね。
子供に与える影響
叩かれて育つと、気に食わないことがあると叩くことが「あたりまえ」だと思ってしまうのです。
暴力に抵抗がなく、感情が高ぶると他人に攻撃的な人間になってしまいます。
悪いことをなぜ悪いのかを教えてもらえないため、善悪の区別がつかなくなってしまいます。
そして叩かれることで傷つき、自分に自信が持てない子に育ってしまうそうです。
もう叩かない為の気持ちの切り替え方
地域の保健士さんに、ついつい手が出てしまうことについて相談したことがありました。
たしか息子の1歳半検診の頃だったと思います。
保健士さんは、子供を叩いてしまうお母さんの大多数は、教育熱心な方が多いとおっしゃっていました。
曲がったことをしてほしくない、きちんと教育したいという強い気持ちから、思い通りに行かないとついつい手が出てしまうようなのです。
しかしそんな教育方法では、聞かないから叩く、さらに聞かないから強く叩く、とエスカレートしていくしかありませんよね。
実際は、叩くことで子供は教育なんてできないんですよと言われました。
子供は叩かれることが嫌だから、母親が怒るようなことは母親の前でだけしなくなるのです。
教えられていないから、善悪の判断がつかないのです。
本当に何が悪い事なのか、どうしなければならないのかを理解できていないのです。
子供のためだと思っていることが、全く子供のためにならないんです。
叩きたくて叩いているわけじゃないはずです、自分もつらいし子供も傷ついています。
なにもいいことなんてないと思いませんか?
もう一度自分の教育方法を見直してみましょう。
まとめ
始めの方にも書きましたが、私も実際に子供を叩いていた時期があります。
強く叩いたことはありませんでしたが、とっさの時にダメよ!とパシンと叩いたり、おでこをペシペシするくらいは日常でした。
すこし話せるようになった息子が、ある日頭を叩いた時に、「痛い~」と泣いたんです。
すごくショックでした。
私はスキンシップくらいのつもりで、気軽にペシペシしていた部分もありました。
教育のためであり、軽めのスキンシップだと、本当に思っていたのです。
その時気づいたんです、この行為は暴力だったんだ、と。
そして自分の叩いてしまう行為を意識するようになりました。
始めはなかなかやめられずに、意識すれば意識するほどつらくなりました。
でも保健士さんに「子供のためだと思っているでしょうけど、全く子供のためになっていないんですよ」という言葉で、絶対にやめようと心に決めました。
いろいろと悩みましたが、半年ちょっと経った今、叩くことはなくなりました。
息子とよく言い合いのケンカはしますが、手は上げていません。
先日体罰のニュースで、キャスターの方が「教える側の人間が、思うように指導できない苛立ちを体罰として生徒にぶつけているだけなんですよね。」とおっしゃっていました。
全くその通りだと思いました。
親が子供を叩くのも同じだと思いませんか?
感情的になってしまう気がしたら、深呼吸しましょう。
落ち着きましょう。
変わりたいと思えたら、きっと変われます。
アラサーの私でも、少しだけですが自分を変えることが出来たのです。
子供のことを思うなら、もう一度「叩くしつけ」について考え直してみませんか?
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