訪問頂きありがとうございます!
今日は第一子の時に行った人工授精についてご紹介します。
第一子は人工授精にて授かりました。
現在第二子妊娠に向けて不妊治療を行っています。
数ヶ月以内に妊娠しなければ人工授精にステップアップしようと思っています。
人工授精の経験があるため、一連の流れを体験記として書かせて頂こうと思いましたが、細かい部分は忘れていることもあると思いましたので、体験記はステップアップ後に書かせて頂きます。
今回は、人工授精の時の精子の状態をご説明しようと思います。
目次
人工授精とは
人工授精とは、採取した精液の密度を上げる処理をし、子宮に直接注入します。
人工とはいいますが、子宮に注入した精子が卵子と受精する確約はありません。
自然妊娠にとても近い状態で受精を促します。
人工授精の条件と成功の確率
男性が原因の不妊の場合は、最低でも4000万程度の精子が必要とされています。
精子濃度1000万/ml以下の場合や精子の運動率が極端に悪い場合(精子無力症)はさらにステップアップを進められることになります。
女性が原因の不妊の場合は、子宮頚管粘液が少ない場合や抗精子抗体の方に適応できます。
どちらも膣内で起こっている不妊原因のため、直接子宮に精液を注入する人工授精は効果的といえます。
フーナーテストの結果が悪い場合も適応できます。
しかしこちらは子宮の中の環境と精子の相性がよくないということなので、上記の場合よりタイミングや状態によって結果が左右されます。
そして男性と女性どちらにも異常がない原因不明不妊の場合にも人工授精が行われます。
人工授精においての全体的な妊娠率は、5~10%です。
妊娠率が低い為、5~10回おこなって妊娠に至らない場合は、体外受精および顕微授精へのステップアップが進められます。
人工授精へのステップアップ
私たち夫婦は3回目の人工授精にて妊娠に至りました。
精液検査の結果が悪かったため、実は初め顕微授精を進められました。
その頃共働きだったため時間もなく、出来れば人工授精を試したかったのでとても悩みました。
どうしたら人工授精を行えるのか先生に相談し、旦那君に男性不妊外来に通ってもらうことにしました。
男性不妊外来が功を奏し、人工授精を行うことが出来ました。
人工授精の金額
一般的には1万~3万と言われています。
私の通っている婦人科では1回2万円で施術して頂いています。
体外受精や顕微授精よりも手軽に試せるので、タイミング法では妊娠に至らない場合は1度人工授精を試してみてもいいと思います。
人工授精から妊娠まで
先ほども書きましたが、私たちは人工授精3回目で妊娠に至りました。
3回の人工授精の精液状態のデータをご紹介したいと思います。
※正常値
精液量 1.5ml 精子濃度 1500~5000万/ml以上 精子運動率 60~100% 直進精子運動率 50~100% 奇形率 0~30%
1回目
精液量 8.0ml 精子濃度 1000万/ml 精子運動率 50% 直進精子運動率 30% 奇形率 40%
処置後精子濃度 1500万/ml 処置後精子運動率 80%
処置後の精子濃度もとても悪いです。
残念ですが妊娠には至りませんでした。
2回目
精液量 9.0ml 精子濃度 1750万/ml 精子運動率 80% 直進精子運動率 57% 奇形率 30%
処置後精子濃度 4000万/ml 処置後精子運動率 85%
処置後の精子濃度はかなり良くなりました。
しかし残念ながら妊娠には至りませんでした。
3回目
精液量 5.5ml 精子濃度 1500万/ml 精子運動率 83% 直進精子運動率 69% 奇形率 33%
処置後精子濃度 5000万/ml 処置後精子運動率 94%
処置後の精子濃度、運動率ともにとても良い結果になりました。
この状態で妊娠に至りました。
まとめ
3回目で妊娠に至ったため、数値としてのデータは3回分しかありません。
男性側のストレスなどにも数値は左右されるそうです。
その為回を追うごとに採取時の数値が良くなっているのは、治療の効果もあると思いますが、旦那君が精子を採取することに慣れた部分もあるのかなと今になって思います。
先日の記事にも書きましたが、現在は前回人工授精を行ったときよりも数値自体は良くなりました。
その為あと1~2回タイミング法で妊娠に至らない場合は、躊躇せず人工授精にステップアップする予定です。
以前の記事↓良かったら参照ください。
精液検査の一番初めの状態が悪かった私たちでも、いろいろと試行錯誤を重ね、人工授精を経て妊娠に至りました。
なかなか結果が出ず悩んでいる方はたくさんおられると思います。
少しでも参考になれば幸いです。
ぽちぽちお願いします!
ブログ更新の励みになります!

にほんブログ村

にほんブログ村